日々、証券取引所で取引され、常に変動している株価。その株価は株式を発行している企業にどんな影響を与えているのでしょうか?株価と企業の関係についてお話ししたいとおもいます。

東急不動産、アマゾンリアルタイムの株価

東急不動産ホールディング(株)【3289】の現在の株価は930円前後をつけています。
アベノミクスによる円高から円安へのトレンド転換の成功したこと、2020年のオリンピックの東京開催が決定したことにより、不動産業界はバブルを見せ始めました。
そのため、2014年より、東急不動産の株価も600円程度であったのが、一時期1000円をつけるなど、堅調に推移してきております。
また、消費税の値上がりなどもあり、マンションの売れ行きも好調のため、不動産業界全体としては、売り上げは堅調に推移していく様相をみせています。
企業情報も2014年、2015年ともに売上高は延びてきており、営業利益、経常利益、当期純利益ともに堅調な推移を見せています。
ただし、自己資本比率は20%であり、有利子負債も売上高の7分の1を締めていることから、運転資金の動向など注意してみていく必要があります。

配当は11円を出しており、株主優待もあることから、長期保有する際に、インカムゲインを狙える、優良な企業になります。ただし、現在の日経平均はバブル気味であること、不動産業界全体も、価格の高騰、消費税の増税による需要の先取りもしていることから、今後は楽観的な見方のみを継続していると、下落リスクを見落とす可能性があります。

アマゾンリアルタイムですが、アマゾン・ドット・コムの株価は2006年より堅調に推移してきており、今年度発表の業績もよかったことから、株主より好感を得ており、今後も堅調に推移していく見通しです。

ただし、現在はギリシャショックにより欧州の経済基盤の脆弱さをみせたこと、中国株式の急落の影響により、相場全体が下落リスクを持っていることも注意して見守っていく必要があります。