日々、証券取引所で取引され、常に変動している株価。その株価は株式を発行している企業にどんな影響を与えているのでしょうか?株価と企業の関係についてお話ししたいとおもいます。

レオハウスのナックと東リの株価について

レオハウスの親会社のナックの株価は長く下げ基調が続いています。出来高もかなり少なく、投資対象としての魅力という点ではあまり注目されていないことがわかります。ただしレオハウスシリーズが順調に展開されていることから業績としては安定しているために、株価は割安圏内にあると見られています。出来高を伴う形で上昇に転じれば強く上げる展開も予測されます。レオハウスはローコストの注文住宅として有名ですが、その材料も素材が良いことと、職人の腕も良いことから評価の高い住宅を建設しています。この堅調な経営が基礎にあるので長期保有を行うのであれば、仕入れとしては好機とも言えます。一方で東リの株価の動きを見てみると、出来高の増加を伴って強い上昇を続けてきましたが、下げに転じていることがわかります。25日移動平均線が75日移動平均線を割り込む形となり、デッドクロスとなっています。ただし業績を見てみると堅調に推移していることがわかります。住宅などの建材やインテリアに関わる設備提供を行っていますが、建設業界が好調であることを背景に、東リも順調に業績を伸ばしています。それを受けて株価も強い上昇を続けてきたわけですが、株式相場全体が好調である中の下げは、利益確定の売りに押されているとも判断できます。東リは業績を見る限りでは保有を続けることには不安が無いですし、またPERも1倍に満たないので株価自体は決して高値圏にあるとは判断されてはいないものです。ただしチャートの動きからするとまだ下げると判断しての売り注文が多いことこら、長期保有をするのであれば一旦手仕舞いをするのもひとつの手ではあります。そして再び上昇に転じる際に買い戻しをするという形になると見られます。